実はあるきっかけから中小企業診断士試験に挑戦をしており、
初年度は40点以下の足切りはなかったものの
7科目合計で380点弱で不合格。
財務・会計と企業経営理論のみ科目合格。
2年目は残り5科目で合格という状況で、
不覚にも1科目で36点の足切り(いわゆる赤点)。
総得点は合格基準に達していたものの無念の不合格。
経営法務と経営情報システムの2科目のみ科目合格と寂しい結果。
1次試験は3年以内に合格をしないと、
合格をした科目から再受験となってしまいます。
3年目は経済学経済政策と運営管理、中小企業政策の3科目で
足切りなく180点以上を確実に取る戦いを強いられました。
今思うと「要領の悪い戦い」でした。
幸い3年目の一次試験を
経済学経済政策を60点
運営管理を60点
中小企業政策を76点でクリアすることができました。
経済と運営管理はそれぞれ合格ラインギリギリの60点だったので、
自己採点の時のハラハラ感と、中小企業政策が60点を越えた時の安堵感は今でも忘れません。
その後2次試験に進みました。
しかし、初年度が 組織人事が B マーケティングが A 生産管理が A 財務会計が D
総合Bで不合格。(1科目でもDがあれば総合Aでも不合格)
2年目も受験科目順に BADC 総合B で不合格でした。
2次試験を受験をしてみて、
正直なところ「よくわからない不思議な試験」という感想を抱きました。
極端な表現をすると、
予備校に通って相当数勉強をし模試で上位にいても、
勉強会などに参加して色んな回答や切り口に触れ、
他の受験生や予備校講師などから賞賛を得る回答を書くことができても、
様々な予備校の模試や過去問を7~8年分5回以上繰り返し、
ベスト答案を作って挑んでも、結果は不合格だったのです。
2次試験の受験権利は1次試験を合格した年度と翌年度で切れてしまうため、
これ以上試験に合格するためだけの勉強を続ける意欲が湧かなかったことと、
何よりも「どう対策を取り、どう頑張れば良いのかまったくわからなくなった」
というのが率直なところでした。
これまで我流ではなく、
色んな方の意見を交えあの手この手と取った上での結果だったので、
試験勉強をやめることへのけじめがついたのかもしれません。
仮に合格を目指すのであれば、
ただ合格をするためだけの勉強ではなく、
合格をした後実務に活かせるスキルに加え、学ぶプロセスで人脈を広げたいと考えました。
投下する時間と労力に対し、
確実に成果を生み出せ、ベネフィットが得られる機会でないと
不確実性の高い投資を続けるのと等しいと思い、
大学院の修士課程に含まれる養成課程で学ぶことに迷いはありませんでした。
3月下旬に予備研修があり、
4月あたまからケーススタディや
課題をまとめてパワーポイントにまとめ30分プレゼンなどがはじまりました。
これから少しずつ、
養成課程の勉強の様子を「守秘義務に抵触しない範囲」で綴りたいと思います。
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