僕が通う大学院の診断士養成課程は、平日夜間1日と土曜日(終日)に原則授業があります。
カリキュラムを見る限り、1年生の前期が最も平日夜間が多いようです。
ちなみに大学と言えば学食ですが、残念ながら平日夜間と土曜日は開いていません。
毎週土曜日牛丼が続いているのでさびしい限りです。
さて、現在4つの授業が並行して進んでいます。
1つ目はマーケティング戦略に関する授業。
1回目はここ数年ヒットした3つの商品について、その成功要因を個人ワークでまとめるもの。
具体的な商品は守秘義務などの関係で伏せますが、
ポイントは「売れ続ける仕組みをつくっている」こと。
「差別化」や「需要の創造(新しい市場を創造していること)」でしょうか。
2つ目は財務・会計。
同じクラスの人に聞いてもあまり「得意だ」という話を聞かない科目。
私もかろうじて60点クリアをした科目なので決して得意とは言い難いが苦手でもない。
1回目の授業からさっそく「経営戦略とコーポレイトファイナンス」という課題図書から、
1人1章30分で読んだ内容を理解しプレゼンテーションするミッションが始まりました。
担当している章だけ読めば話せるというわけではなく、
前後の章も理解した上で話さないと自身の理解はおろか、
聞き手も理解できないため気が抜けません。
仕事柄広告やウェブを活用したマーケティングプロモーションのプレゼンはたくさん経験していますが、自身が経営戦略とコーポレイトファイナンスについて語るなど入学前は夢にまで思いませんでした。でも、人前で話すためには相応の読み込みと理解が必要なのでしんどくも面白いです。
あと、他の方が発表して下さった内容は要点がうまくまとめられているので、
それをヒントに発表した章以外の理解を深めていけることを考えると、
短時間で分厚い書籍の「言いたいこと(本旨)」を正しく理解することができると思いました。
大学院が契約している企業情報のデータベース活用法や、
株式ベータ値などのオープンデータなどの活用法なども興味深いです。
3つ目は経営戦略論。
2回目からケーススタディが始まり、
初回はWebを活用したマッチングサービスの事例。(実在企業です)
展開サービスの成功要因や今後の市場動向における懸念点とそれを克服するための課題抽出。
経営計画で発表されている3年後の売上目標の数字に妥当性があるかなどを、
7名1グループであーでもない、こーでもないと議論をし1つの答え・方向性を作りだす。
刺激的です。
4つ目は前回の投稿にも記したコミュニケーション論。
2回目は課題解決にあたってのフレームワークの具体的な活用法。
課題解決を進める上で、クライアントとの間で「目的」と「ゴール」の明確化をはかること。
「実際に現場を観察する」大切さ。
事実情報を可能な限り拾う。その上で仮説を構築し検証する。
コンサルティングのお作法をクライアントとのコミュニケーションという切り口から学んでいます。
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